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FXの中級者以上の方向けの内容になってしまうかもしれません。
未経験、初心者の方は
少し難しい内容が含まれている
かもしれませんが、
全てを理解する必要はございません。
そういう言葉があるんだな。
程度の理解で構いません。
少し長い説明になりますが、
おつきあいください。
FXについてのご説明も後述しています。
未経験、初心者の方は是非、ご参考にしてください。
ファンダメンタル分析
ファンダメンタル分析という言葉を
聞いた事がある方もいらっしゃるかと思います。
トレードをするにあたり、
非常に重要な分析方法になりますので、
ご説明いたします。
既に知っているという方は
下記の来週の主な経済指標を
ご確認ください。
・ファンダメンタル分析について
ファンダメンタル分析について解説いたします。
経済指標や金融政策など、
世界情勢を見て相場を分析することを
ファンダメンタル分析と呼びます。
重要度の高い指標発表時はエントリーを控える、
といったリスク回避をする。
という目的で使用される分析方法です。
経済指標や金融政策は、各国で発表しておりますが、
主要通貨
【アメリカ(USD)、欧州(EUR)、日本(JPY)、英国(GBP)など】
に関連した国の発表、特にアメリカの発表には
気を配っておくことをオススメします。
~ 初心者 未経験の方へ ~
ファンダメンタル分析という言葉は、
FX(外国為替証拠金取引)をする際に、
相場の分析に必要となってきます。
未経験の方ですと、いったい何の話なのだろう。
と疑問に思われる方もいらっしゃるかと思います。
そもそも、FXってなんの事なの?
と思う方もいらっしゃるかと思います。
FXの簡単なイメージですが、
両替と同じだと考えていただくのが
理解しやすいと思います。
今、1ドル札を1枚所持しているとします。
1ドルが現在100円の価値があるとします。
相場が変動をして、
1ドルが120円の価値になったとします。
この瞬間に、1ドル札を円に両替します。
すると、100円→120円
20円儲かります。
単純に言うと、FXの仕組みは
『両替をして
その差益分で得をしよう』
というものだ。
とザックリしたイメージを
持っていただければ理解しやすいと思います。
ファンダメンタル分析
等という横文字の難しそうなワードが
いきなり出てくると混乱する方も
いらっしゃるかと思います。
イメージとしましては、
例えばですが、
『アメリカの大統領が重要な発言をした。』
『日銀の総裁が重要な発言をした。』
このような時には、
為替相場は予想をしていない
動きをする可能性が高い。
そういう場面では
取引は停止した方がよい。
というようなザックリとした
イメージでご理解いだだいて構いません。
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来週の主な経済指標(12/16~12/20)
(★が多いほど重要度が高いとされています。)
12/16(月)
重要度 ★★
発表時刻 08:50
指標:機械受注(前年比)
対象通貨:JPY
重要度 ★★
発表時刻 18:00
指標:ユーロ圏製造業PMI(購買担当者景気指数)(速報値)
対象通貨:EUR
重要度 ★★
発表時刻 22:30
指標: ニューヨーク連銀製造業景気指数
対象通貨:USD
12/17(火)
重要度 ★★
発表時刻 16:00
指標:失業率
対象通貨:GBP
重要度 ★★
発表時刻 19:00
指標:ユーロ圏ZEW景況感指数
対象通貨:EUR
重要度 ★★★
発表時刻 22:30
指標:小売売上高(前月比)
対象通貨:USD
重要度 ★★
発表時刻 23:15
指標:設備稼働率
対象通貨:USD
12/18(水)
重要度 ★★
発表時刻 08:50
指標:通関ベース貿易収支
対象通貨:JPY
重要度 ★★
発表時刻 16:00
指標: 小売物価指数(RPI)(前年比)
対象通貨:GBP
重要度 ★★
発表時刻 22:30
指標:経常収支
対象通貨:USD
12/19(木)
重要度 ★★
発表時刻 00:30
指標:原油在庫(前週比)
対象通貨:USD
重要度 ★★★
発表時刻 04:00
指標:FRB政策金利(上限金利)
対象通貨:USD
重要度 ★★★
発表時刻 21:00
指標:英中銀政策金利
対象通貨:GBP
重要度 ★★
発表時刻 22:30
指標:実質GDP(前期比年率)(確報)
対象通貨:USD
12/20(金)
重要度 ★★
発表時刻 06:00
指標:対米証券投資
対象通貨:USD
重要度 ★★
発表時刻 08:30
指標:全国消費者物価指数(CPI)(前年比)
対象通貨:JPY
重要度 ★★
発表時刻 16:00
指標:小売売上高(前年比)
対象通貨:GBP
重要度 ★★
発表時刻 22:30
指標:個人所得(前月比)
対象通貨:USD
来週は上記の経済指標発表に
関わる通貨ペアは要注意です。
発表される時間帯の前後では、
大きな値動きが発生する可能性があります。
充分な注意が必要となります。
為替への影響が大きい、
重要な経済指標が無い日
に関しまして、
注意点です。
相場は経済指標に関わらず
「暴騰」や「暴落」といった、
一方向に価格が偏って動く可能性を
常に秘めています。
そのため、
経済指標がなくても、
ご自身の資金量にあった
トレード戦略の組み立てを
する事が大切です。
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※ マメ知識① ※
アメリカの通貨(USD)に関わる
重要度が高いとされている
経済指標や金融政策を下記に示します。
指標の意味を理解する必要はありません。
以下のワードを頭の片隅においてください。
重要な指標なんだな。
くらいの認識で良いと思います。
・米国雇用統計
米国雇用統計は重要イベントです。
企業の景況感を直に表すものとして、為替のみならず、
株式の価格などにも反応されやすいものですので、
しっかりとチェックが必要です。
発表日 :原則毎月第一金曜日 22時30分 ※夏時間は21時30分
発表機関:労働省労働統計局
・非農業部門雇用者数
農業以外の民間企業で支払われた給料を基に集計。
経営者や自営業者は除外される。
事業所ごとに雇用者数を調査するため、
自己申告の失業率よりも客観的な判断材料となります。
景気が後退すると、雇用者数は減少し、
不景気の終わりから少し後に回復しやすい傾向があります。
・失業率
失業者の割合を示す指標。自己申告のため、主観的な要素が入ってしまいます。そのため、客観的なデータである非農業部門雇用者
数の方が重要視される傾向があります。
・GDP
GDPとは、国内総生産のことを表します。
その国の実勢を表す指標になり、
アメリカは特に世界に及ぶ影響が大きく、
全通貨に影響を及ぼしますので、これもチェックが必要な指標と言えます。
発表日 :1月・4月・7月・10月下旬 速報値は22時30分(夏時間の場合21時30分)
発表機関:商務省経済分析局
GDPを簡単に説明すると、1年間同じ国に住んでいる人によって生み出された財とサービスの付加価値の総額の事。
中長期的な景気動向を掴むのに不可欠であり、経済成長や景気動向を判断できるだけにとどまらず、その国の経済規模を比較するた
めの指標としても活用されます。
速報値が一番影響が出やすくありますが、改定値や確定値でも、大きな修正があった場合には為替レートが敏感に反応する事もありま
すので、全てチェックすることをオススメします。
・経済指標 ISM製造業景況指数
ISMは米国の景気先行指標として注目されています。
製造業の景気転換の先行指標となります。
発表日 :毎月第一営業日 24時00分(夏時間の場合23時00分)
発表機関:ISM(全米供給管理協会)
製造業の購買担当役員に、1ヶ月前と比較して、
景気が「良い」「同じ」「悪い」の3択でアンケートを実施の上、
それを指数化し、季節調整を加えて景気行動指数を作成します。
判断基準は「50%」で、これを上回ると景気拡大、下回ると景気後退と判断します。
・その他の重要な経済指標
これまで解説してきた指標以外にも重要な指標はあります。
発表されている指標カレンダーなどを見て、
重要そうな指標の際は為替取引を避ける…などのリスク管理に役立ててください。
・小売売上高
・鉱工業生産
・ZEW景況感指数
・IFO景況感指数
・米国消費者信頼感指数
・ミシガン大消費者信頼感指数
などなど
・金融政策 FOMC
FOMCは、連邦公開市場委員会の事を指します。
アメリカのFRBが定期的に開く会合です。
ここでの決定事項や発言などに注意してチェックをしましょう。
約6週間ごとに年8回、二日間に渡り開催されます。
日本時間の午前3時(もしくは午前4時)に声明が発表され、
その30分後に議長による記者会見が行われます。
FRBの幹部の他、12の地区連邦準備銀行総裁のうち、
輪番に5地区(ニューヨーク、シカゴ、ボストンなど)で構成
され、景況判断や金融政策、FF金利の誘導目標値を決定します。
※ マメ知識② ※
日本の通貨(JPY)に関わる
重要度が高いとされている
金融政策を下記に示します。
・金融政策 日銀金融政策決定会合
日銀(日本銀行)の最高意思決定機関である政策委員会の会合のうち、
金融政策の運営に関する事項を審議・決定する会合を、金融政策決定会合と呼びます。
開催日 :年8回 各会合とも二日間開催される
議事内容:
(1)金融市場調節方針
(2)基準割引率、基準貸付利率および預金準備率
(3)金融政策手段
(4)経済・金融情勢に関する基本的見解
等を議事事項とします。
つまり、日本の金融政策の考え方がわかる会合なので、
日本国内に住む人達の生活や、日本円の為替レートなどに
密接に関係しております。しっかりとチェックしましょう。
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