体験版といっても面倒な申し込みや、
やり取りは必要ありません。
少し難しい内容が含まれている
かもしれませんが、
全てを理解する必要はございません。
そういう言葉があるんだな。
程度の理解で構いません。
少し長い説明になりますが、
おつきあいください。
FXについてのご説明も後述しています。
未経験、初心者の方は是非、ご参考にしてください。
ファンダメンタル分析
ファンダメンタル分析という言葉を
聞いた事がある方もいらっしゃるかと思います。
トレードをするにあたり、
非常に重要な分析方法になりますので、
ご説明いたします。
・ファンダメンタル分析について
ファンダメンタル分析について解説いたします。
経済指標や金融政策など、
世界情勢を見て相場を分析することを
ファンダメンタル分析と呼びます。
重要度の高い指標発表時はエントリーを控える、
といったリスク回避をする。
という目的で使用される分析方法です。
経済指標や金融政策は、各国で発表しておりますが、
主要通貨
【アメリカ(USD)、欧州(EUR)、日本(JPY)、英国(GBP)など】
に関連した国の発表、特にアメリカの発表には
気を配っておくことをオススメします。
~ 初心者 未経験の方へ ~
ファンダメンタル分析という言葉は、
FX(外国為替証拠金取引)をする際に、
相場の分析に必要となってきます。
未経験の方ですと、いったい何の話なのだろう。
と疑問に思われる方もいらっしゃるかと思います。
そもそも、FXってなんの事なの?
と思う方もいらっしゃるかと思います。
FXの簡単なイメージですが、
両替と同じだと考えていただくのが
理解しやすいと思います。
今、1ドル札を1枚所持しているとします。
1ドルが現在100円の価値があるとします。
相場が変動をして、
1ドルが120円の価値になったとします。
この瞬間に、1ドル札を円に両替します。
すると、100円→120円
20円儲かります。
単純に言うと、FXの仕組みは
『両替をして
その差益分で得をしよう』
というものだ。
とザックリしたイメージを
持っていただければ理解しやすいと思います。
ファンダメンタル分析
等という横文字の難しそうなワードが
いきなり出てくると混乱する方も
いらっしゃるかと思います。
イメージとしましては、
例えばですが、
『アメリカの大統領が重要な発言をした。』
『日銀の総裁が重要な発言をした。』
このような時には、
為替相場は予想をしていない
動きをする可能性が高い。
そういう場面では
取引は停止した方がよい。
というようなザックリとした
イメージでご理解いだだいて構いません。
※ マメ知識 ➊ ※
アメリカの通貨(USD)に関わる
重要度が高いとされている
経済指標や金融政策を下記に示します。
指標の意味を理解する必要はありません。
以下のワードを頭の片隅においてください。
重要な指標なんだな。
くらいの認識で良いと思います。
・米国雇用統計
米国雇用統計は重要イベントです。
企業の景況感を直に表すものとして、為替のみならず、
株式の価格などにも反応されやすいものですので、
しっかりとチェックが必要です。
発表日 :原則毎月第一金曜日 22時30分 ※夏時間は21時30分
発表機関:労働省労働統計局
・非農業部門雇用者数
農業以外の民間企業で支払われた給料を基に集計。
経営者や自営業者は除外される。
事業所ごとに雇用者数を調査するため、
自己申告の失業率よりも客観的な判断材料となります。
景気が後退すると、雇用者数は減少し、
不景気の終わりから少し後に回復しやすい傾向があります。
・失業率
失業者の割合を示す指標。自己申告のため、主観的な要素が入ってしまいます。そのため、客観的なデータである非農業部門雇用者
数の方が重要視される傾向があります。
・GDP
GDPとは、国内総生産のことを表します。
その国の実勢を表す指標になり、
アメリカは特に世界に及ぶ影響が大きく、
全通貨に影響を及ぼしますので、これもチェックが必要な指標と言えます。
発表日 :1月・4月・7月・10月下旬 速報値は22時30分(夏時間の場合21時30分)
発表機関:商務省経済分析局
GDPを簡単に説明すると、1年間同じ国に住んでいる人によって生み出された財とサービスの付加価値の総額の事。
中長期的な景気動向を掴むのに不可欠であり、経済成長や景気動向を判断できるだけにとどまらず、その国の経済規模を比較するた
めの指標としても活用されます。
速報値が一番影響が出やすくありますが、改定値や確定値でも、大きな修正があった場合には為替レートが敏感に反応する事もありま
すので、全てチェックすることをオススメします。
・経済指標 ISM製造業景況指数
ISMは米国の景気先行指標として注目されています。
製造業の景気転換の先行指標となります。
発表日 :毎月第一営業日 24時00分(夏時間の場合23時00分)
発表機関:ISM(全米供給管理協会)
製造業の購買担当役員に、1ヶ月前と比較して、
景気が「良い」「同じ」「悪い」の3択でアンケートを実施の上、
それを指数化し、季節調整を加えて景気行動指数を作成します。
判断基準は「50%」で、これを上回ると景気拡大、下回ると景気後退と判断します。
・その他の重要な経済指標
これまで解説してきた指標以外にも重要な指標はあります。
発表されている指標カレンダーなどを見て、
重要そうな指標の際は為替取引を避ける…などのリスク管理に役立ててください。
・小売売上高
・鉱工業生産
・ZEW景況感指数
・IFO景況感指数
・米国消費者信頼感指数
・ミシガン大消費者信頼感指数
などなど
・金融政策 FOMC
FOMCは、連邦公開市場委員会の事を指します。
アメリカのFRBが定期的に開く会合です。
ここでの決定事項や発言などに注意してチェックをしましょう。
約6週間ごとに年8回、二日間に渡り開催されます。
日本時間の午前3時(もしくは午前4時)に声明が発表され、
その30分後に議長による記者会見が行われます。
FRBの幹部の他、12の地区連邦準備銀行総裁のうち、
輪番に5地区(ニューヨーク、シカゴ、ボストンなど)で構成
され、景況判断や金融政策、FF金利の誘導目標値を決定します。
※ マメ知識 ❷ ※
日本の通貨(JPY)に関わる
重要度が高いとされている
金融政策を下記に示します。
・金融政策 日銀金融政策決定会合
日銀(日本銀行)の最高意思決定機関である政策委員会の会合のうち、
金融政策の運営に関する事項を審議・決定する会合を、金融政策決定会合と呼びます。
開催日 :年8回 各会合とも二日間開催される
議事内容:
(1)金融市場調節方針
(2)基準割引率、基準貸付利率および預金準備率
(3)金融政策手段
(4)経済・金融情勢に関する基本的見解
等を議事事項とします。
つまり、日本の金融政策の考え方がわかる会合なので、
日本国内に住む人達の生活や、日本円の為替レートなどに
密接に関係しております。しっかりとチェックしましょう。
今回は、少し難しい話がでてきました。
全てを理解する必要はございません。
少しずつ、一緒に学んでいきましょう
ではまたお会いしましょう。